目の二重整形の埋没法の経過についての解説です。
埋没法の一般的な経過
埋没法の腫れはだいたい3日ぐらいで気にならないぐらいになって、アイメイクもできるようになります。
ただし、2重幅を広くすればするほど腫れが目立つため、幅広の二重に設定した場合は腫れが長引く場合があります。
通常は1週間〜2週間程でだいたいの腫れは引き、手術後1カ月でほぼ完成となります。
幅広の二重に設定した場合には、完成までに2〜3カ月かかる場合もあります。
内出血が出た場合
埋没法の手術では10〜20%の確率で内出血を起こします。
万が一ひどい内出血が出たような場合は、内出血が消えるまでに1カ月ぐらいかかる場合があります。
埋没法の手術のダウンタイムは3日ぐらいといわれていますが、内出血が出た場合にはダウンタイムが1カ月ぐらいかかるため、万が一内出血が出たときのことも想定して手術のスケジュールを組んだほうがいいでしょう。
糸の結び目の膨らみ
埋没法の手術後。糸を埋めているところに糸の結び目の膨らみが出る場合があります。
この膨らみは徐々に目立たなくなっていき、6カ月ほど経てばほとんどわからなくなります。
しかし、まれに6カ月経っても改善しない場合があります。
6カ月たっても改善しない場合で、どうしても膨らみが気になるような場合は、抜糸をして糸の結び目がまぶたの表側に出ない方法での埋没法で再手術するか、埋没法以外の二重整形を選択することで改善させることが可能です。
傷跡のへこみ
糸を埋め込むために作った小さな穴の傷跡がへこんで目立つ場合があります。
このへこみは少しずつ治っていき、6カ月ほど経てばほとんどわからなくなります。
まれに6カ月経っても改善しない場合がありますが、傷跡は年月の経過とともに少しずつ目立たなくなっていきます。
中の糸が透ける
まぶたの皮膚が薄い場合は、中の糸が透けて見える場合があります。
これは少しずつ目立たなくなっていき、6カ月ほど経てばほとんど目立たなくなります。
しかし、まれに6カ月経っても改善しない場合があります。
6カ月経っても改善しない場合でどうしても気になる場合は、抜糸をして、埋没法以外の二重整形を選択することで改善させることが可能です。
埋没法の糸の緩み
埋没法の手術後数年経つと糸が緩んで二重のラインが消えてしまう場合があります。
二重のラインが狭くなってきたり、二重のラインが不安定になってきたら、糸が緩んできている可能性があります。
糸が緩んできたら、再手術をしなければ二重まぶたを継続することができません。
再手術の際には可能であれば抜糸しますが、埋没法の手術から長い年月が経過しているような場合には糸が見つけにくいため抜糸ができない場合があります。
抜糸ができない場合は前回の埋没法の糸を残したままで、再度新たな糸を埋め込むことになります。
再手術をしても、また数年経てば糸が緩む可能性があるため、2回め以降は切開法などの永久的な二重整形を選択する人も多いようです。