二重整形の埋没法の腫れの種類と、腫れを少なくする方法、と腫れを早くひかせる方法についての解説です。
目次
埋没法の手術後の腫れ
埋没法の手術後の腫れは、麻酔注射による腫れと、手術によって起きる炎症による腫れがあります。
埋没法の麻酔注射による腫れ
埋没法の手術直後のぷっくりとしたまぶたの腫れは麻酔注射によるものです。
このぷっくりとしたまぶたの腫れは手術後数時間で自然に消えます。
埋没法の炎症による腫れ
埋没法の手術でまぶたに針や糸を通した刺激で炎症が起き、手術後、数時間経過してから徐々にまぶたが腫れてきます。
この炎症による腫れはその後3日ぐらいで半分ぐらいになり、手術後1〜2週間でかなり落ち着きます。
その後も若干むくみが残りますが、1カ月ぐらいでむくみも取れて完成の状態になるというのが埋没法の一般的な経過です。
埋没法の腫れを早く引かせる方法
埋没法の腫れを最小限にしたり、早く引かせる方法がいくつかあります。
埋没法の腫れが早く引く手術法
埋没法は手術方法によって腫れの引く早さが変わります。
挙筋法(上まぶたをあげる筋肉とまぶたの皮膚を糸を結ぶ方法)は糸が取れにくいという長所がありますが、手術後の腫れは長引きます。
瞼板法(軟骨部分とまぶたの皮膚を糸を結ぶ方法)は糸が取れやすいというデメリットがありますが、手術後の腫れは少なくてすみます。
糸の止め方によっても腫れる期間が変わります。
2点止めや3点止めというようなスタンダードな方法より、二重の持ちをよくするために糸を絡めて止める方法のほうが腫れる期間が長くなります。
腫れが早く引く二重幅の設定
希望する二重幅によって、腫れの程度や腫れる期間が変わってきます。
幅広の二重にした場合は、腫れが出やすく、腫れが引くのも遅くなりますs.
逆に幅が狭い二重にした場合には、腫れが目立ちにくく、腫れが引くのも早くなります。
腫れが早く引く麻酔方法
麻酔注射の針の太さも埋没法の手術後の腫れに影響します。
麻酔注射の針が太いほど腫れが出やすく、麻酔注射の針が細いほど腫れがでにくくなります。
埋没法の手術の麻酔の注射針の太さは32G(ゲージ)、33G、34Gなどがあり、この数字が大きいほど針が細くなります。
手術のオプションで細い針を選ぶクリニックもあります。
手術の当日は安静にする
動くと血流がよくなりまぶたが腫れるため、腫れを早く引かせたい場合は、手術当日はできるだけ安静にしたほうがいいでしょう。
冷やす
手術後1〜2日ができるだけまぶたを冷やしたほうが腫れが出にくくなります。
アイスノンをハンカチで包んで冷やすぐらいがちょうどよく、アイスノンや氷をまぶたに直接当てるのはよくありません。
あまり冷やしすぎると却って回復が遅れるので、時々冷やす、というぐらいのほうがいいようです。
横になりすぎない
顔を心臓の位置より高くしておかないと腫れが出やすくなります。
腫れを早くひかせたい場合は、手術後1〜2日はあまり横になって休み過ぎないようにして、横になる場合には枕を高めにして心臓の位置より顔の位置を高くしたほうがいいでしょう。
入浴や飲酒や運動は控える
入浴や飲酒や運動によって身体が温まると腫れが出やすくなります。
手術後2〜3日は湯船につからずにシャワーにし、飲酒や運動は手術後1週間ぐらいは控えたほうがいいでしょう。