この記事は2年前に美容整形をしたときの体験談(回想録)です。
フェイスリフトを得意とする美容整形外科医のカウンセリングを受けた時の状況を、当時の日記を元にしながら詳しく書いています。
美容整形外科のカウンセリング2軒目レポート
美容整形のカウンセリングに行った2軒目のクリニックはSAクリニック(仮名)です。
そのクリニックの医師はフェイスリフトの手術を得意としていました。
フェイスリフトはリガメント法が効果的
カウンセリングの時間を1時間以上も取っていただけたのですが、最初から最後まで医師が1人でフェイスリフトの手術方法のことをしゃべり続けるだけで、カウンセリングというよりは大学の講義のようでした。
その医師の話では、フェイスリフトの術式で一番効果があるのはリガメント法で、自分はそのリガメント法の手術ができる数少ない美容外科医の1人だということでした。
ただ、フェイスリフトの手術と、目のたるみ取りの手術と、目の下のたるみ取りの手術を一度には行えないので、まずフェイスリフトの手術をして、数カ月経って顔の腫れが完全に引いてから目の手術をするというスケジュールになるということでした。
私は仕事の都合で翌月までにはすべての整形手術を終えておきたかったので、一度にすべての手術が行えないそのクリニックは候補から外すよりほかはありませんでした。
やはり眼瞼下垂ではなかった
「何か質問はないですか?」と、長い講義の後にようやく質問を受け付けていただけたので、TSクリニックで必要だと言われた眼瞼下垂の手術の必要性を聴いてみました。
そのクリニックの医師の答えは、「あなたは眼瞼下垂ではないので眼瞼下垂の手術は絶対にしないほうがいい」ということでした。
額のシワを消すための額リフト(ブローリフト)の手術については、ボトックス注射で額のシワを消せるので額リフトの手術は必要ない、と言われました。
「身体にメスを入れる手術は最小限に留めるほうがいいというのが私の考えです」とその医師は言いました。
複数の整形手術を一度にしないのは良心的
フェイスリフトの技術が高いということだったので、そのクリニックはとても魅力的だったのですが、私はどうしても翌月までにはすべての整形手術を終えたかったので、そのクリニックで手術を受けることはできませんでした。
でも、今考えると、複数の整形手術を一度に行わないというのは、とても慎重で患者のことを考える良心的な医師だったんだと思います。
私は複数の整形手術を一度にしてしまったために健康を害して1年以上も苦しい思いをしたので、もし、その医師のところで手術をしていれば、そんな苦しい目に遭わず、職も失わずに済んだのかもしれません。
フェイスリフトの術式も、私が手術を受けたクリニックの医師はリガメント法を行っていなかったのでスマス法だったのですが、やはり術後半年後ぐらいから戻りがかなりありました。
それでも充分に若返っているのですが、もう少し戻りが少なければ…という不満はあります。
リガメント法のフェイスリフトを受けていたら、もう少し満足度が高かったかもしれません。
額の皺に関しては、額リフト(ブローリフト)の手術はせずにボトックス注射で対応しているというのは正解だと思います。
私は額リフトの手術もしてしまったのですが、痛みや後遺症がかなり長引くかなりダメージの大きな手術だったので、手術をせずに定期的なボトックス注射で対応できるのであれば、そのほうが良かったと今は思っています。